俺の背中を見て育つ

子育てを通しての気付きや、嫁とのあれこれ。イクメンとはちょと違う。

半年の育休明けにて、通勤時に気付いた自分の変化

復職初日です。

 

普段は7時に起きる上の子が、6時頃に「しーしー」と言って起きました。

ちなみに、トイレトレーニングは順調とは言え、昼と夜の寝る間はオムツを付けています。

 

おしっこしたいのかな?と思って起きてみると、オムツがずれているのか、キャパオーバーな量のおしっこをしてしまったのか、おもらししてしまっている状況でした。

 

急いで着替えさせて、シーツ替えて、マットレスは拭いた後にドライヤーあてて、と朝からパタパタしてしまった初日の朝。

そんな朝から始まり、半年ぶりの通勤で気付いた自分の心境の変化です。

 

  • 通勤電車

久々の通勤電車は懐かしさを感じる満員っぷりです。

私はつり革を持って立っていられたのですが、後からの乗客は持てずの人がいる訳です。

駅に到着する辺りでかかるブレーキにより、つり革を持ってる人は足でも手でも踏ん張りますが、持っていない人は足だけで踏ん張る事になります。

正直、足だけで踏ん張るのは無理な事も多いので、進行方向の乗客に対して体重を載せてしまう事になるのは仕方ないと思います。

 

これを、育休前の私は許せなかった。

理解はしていますが、多少は踏ん張れよ!脱力すんな!とイラついてしまっていたんです。

ですが、ようやく「仕方ないよね」と思える様になっていたのが変化です。

 

わかりますよ。

久々だから余裕あるだけで、毎日続けば又イラつくって思ってますよね?

 

かもしれません。

ですが、私は過去に一度たりとも、同じ状況で仕方ないなんて思えた事が無かったんです。

心狭すぎだったという事もあるかとは思いますが、とりあえず受け流せただけでも一歩前進なんです。

私にとってはとてつもなく大きい変化なんですよね。

 

 

  • 歩くスピード

ここ半年は子供のペースで歩いていました。

子供達をベビーカーと三輪車に乗せている時も、周りの景色について話したりしながらゆっくりと歩いていました。

 

そして、いざ一人で歩いてみると、

「俺歩くんはっやーー!」

と思ったのです。

 

悪い事では無いと思うものの、ゆっくりする事が必要だなと感じ、意識してゆっくり歩く様にすると、

何と言いますか、いい感じに脱力しながら歩けるんですよね。

 

疲れてゆっくり歩いているのではなく、意図的にゆっくりと歩く事がこんなにも違いを生むかと感心してしまいました。

さながら、大きくゆっくりとした呼吸で体調を整えるヨガの様!!(大げさ)

 

 

  • エスカレーター

歩くスピード同様、私は常に歩く派だったなと気付きます。

ここでも意図的に歩かず、あえて列に並び、ゆっくりと運ばれてみました。

 

残念ながら、エスカレーターはさほど感心する何かはありませんでした。

スッと乗れるならまだしも、あえて列に並ぶというのは特に必要性を感じません。

乗らなくてはいけない理由がない以上は、隣もしくは付近にあれば階段利用が良さそうだなと感じました。

 

今までは何かしら急いでいるかの如く、エスカレーターを歩いていましたが、

そこまで時間を短縮できる訳でもないなーと考えが変わってます。

 

 

  • 脳内会話

子供達と終始会話(一方的に話しかけている事も含む)している日常でしたから、

頭の中で何かを整理する為の、脳内会話とか脳内会議とかをしていませんでした。

それが、移動中ほとんどの時間で脳内会話していたので、久々に頭の中がスッキリです。

 

これについては変化というよりレベルアップという感じですが、

子供達に話しかけるテンポで脳内会話するのが、自分には合っている様です。

単純に今まで無理してしまっていたのかもしれませんが。

 

 

  • まとめ

一言でまとめると、復職初日の通勤には余裕がありました。

時間的には通常通りでしたが、精神的にも肉体的にも余裕です。

 

都市部で仕事していると、何かしら急いでしまうのかもしれません。

仕事、電車、約束などを理由にそうさせているのかと思いますが、

育児においては時間通りという事はほぼ諦めている、というか守ろうとする理由がありません。

 

子供のせいにする意味で使うのではありませんが、事実、子供の準備や御飯に時間がかかってしまい、予定していた時間に間に合わないという事は多いと思います。

この時間は絶対に間に合わせないといけない!という状況に対しては、かなりの余裕をもって準備、行動をするものです。

 

つまり、こうした生活に慣れた自分にとっては、自分一人で何かを行動する事に対して、時間的にも行動的にも全て余裕を感じれたのかな、と考えています。

この日の感覚は出来れば覚えておいて、また擦り減ってきて余裕が無くなった時は思い返す様に心がけたいと思いました。