シリーズ躾:食事中の会話について
”シリーズ躾”というタイトルが付きました。
躾をした時、もしくは内容を決めた時のエントリーに付けていきます。
カテゴリーでええやん!という話もあります。
ありますが、何となくキャッチーなタイトルで書いていきたいんです。
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躾の定義
まず例のごとく定義を確認しましょう。
しつけ(躾・仕付けまたは仕付)とは、人間または家畜の子供または大人が、人間社会・集団の規範、規律や礼儀作法など慣習に合った立ち振る舞い(規範の内面化)ができるように、訓練すること。概念的には伝統的な子供への誉め方や罰し方も含む。
引用元:Wikipedia しつけ
良いですね。
立ち居振る舞いについて訓練する事というのが秀逸です。
とはいえ、手をあげる訓練は不要です。
手をあげないと出来ない躾は存在しないから。という事からですが、
口で言ってもわからないからという理由での手をあげる躾をする方に対しては、
躾の仕方が下手、忍耐力不足、考えが足りない(自分もそうやって躾られたからなど短絡的な発想)、そもそも親が見本見せてない、のいずれかと思っています。
又、罰し方として手をあげるのも無しです。
せいぜいお尻が赤くなる程度の尻たたきは、躾の範囲内としても良いかと思っていますが、
物事はやっていく内に慣れ、エスカレートしていくものです。
自分は平気でも、子供が自分の子供にもやるとなった時にエスカレートしたりもします。
よって、スタートからも根絶させる必要ありとして、やはり尻たたきも無しとしましょう。
とにかく、私のエントリー内における躾とは、
”自分の子供に対する言葉や態度で行う、立ち居振る舞いについての訓練”という意味で使用します。
- きっかけ
今日の晩ご飯にて、子供が大してご飯を食べていない段階で席を立ちました。
そしてお気に入りの飛行機を持ってきて「パパ、パパ」と手をひきます。
食べ終わっていた私は、はいはい、とついていき遊びの相手をしたのです。
子供たちを寝かしつけた先ほど、奥さんから上記について以下の内容で指摘を受けたのです。
「あの子はまだ躾の途中だから食事中っていう感覚が多分あんまり無いけど、あなたは食べ始めて食器を片付けるまでが食事中だと思って欲しい。
その間に、誘われたからとか、楽しいからって遊びに付き合ったりスマホ触ったりはしないでほしい。」
ごもっとも。。
「だから、今日の場合であれば『お父さん今食べ終わったから、お片づけしてから遊ぼうね。上の子はまだご飯食べる?』って聞くとか。
こういう事で食事中とそうでない時のメリハリがつくんだから。」
なるほど!
しかし言われて気付いたけど、私は目の前の問題ばかりに対処していただけで、
躾という観点で何かを考えたり実践したりはしていなかった。。
という事でこの話になったんです。
- 遊び食べ終了宣言
上の子はまだ会話というレベルで言葉は扱えていません。
しきりに身振り手振りを交え何かを訴えたりはしていますが、
理解出来ないまま、
「そーだねー。なるほどなー。」
といった相づちをうつ事がまだまだあります。
現在の問題は集中してご飯を食べない、という状況を指します。
いわゆる、”遊び食べ”の延長ですよね。
好奇心旺盛も大変良いです。
とはいえ、いつまでもそのまま好奇心の赴くままにさせる訳にはいきません。
少なくとも我が家では、上の子が2歳7ヶ月の今から遊び食べを失くしていく方向で躾ていく事を決めました。
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具体的にどうするの?
ご飯として座っている時はご飯を食べさせる。
着席中にご飯以外へ意識が行った場合は「ご飯食べてからね」と注意する。
遊びたくて席をたった場合はごちそう様を言わせた上で食器の片付けを行う。
大人は食事をいただきますから食器の片付けまで、緊急な事以外では食事以外しない。
上記を徹底していく事にします。
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食事中の会話について
タイトルにある食事中の会話とは私が奥さんに聞いた例えです。
TV観て内容にツッコんで家族で笑ってご飯食べて。
そんな食卓風景で過ごしてきたので、
ご飯に集中しなくなるから、という理由でTV付けない、ご飯以外の会話しないなんていう食卓は寂しいなーと。
もちろん極端な例で言ってはいますが、躾をしている段階では私が感じる寂しい食卓はやむなしとしても、
躾完了と言ってよいのは、どの辺りがボーダーラインなのか確認しておきたいなと思い、
蛇足ではありますが聞いてみました。
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どの程度おk?
ご飯の手が止まる事はNGとの事。
つまり、TV観ていようが学校の話を楽しくしていようが、
ちゃんとご飯を食べれているならという所。
何かしているせいで著しく食事時間が長いようだと、これまた躾の対象ですが。
見本としてあるべき姿を見せるには、
- 着席後にいただきますを言う。
- ご飯を取るときはしっかりとご飯を見る。
- 口に入れてモグモグ中にTV見る。
- 口にものが入ってない時にTVに対する突っ込みや話をする。
- 食べ終わったらごちそうさまを言って食器を片付ける。
といったとこでしょうか。
これに、食卓へ運ぶお手伝い、片付けた後の皿洗いなんかを自然と組み込み、
それらをお手伝いさせる事で習慣になってくれれば最高ですね。
ちなみに、今はTVつけずに食べているので、上記の例はまだまだ先の話です。
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まとめ:食事中は食事とコミュニケーション!
コミュニケーションの場として重要ではあるものの、
それが目的という事ではいけない(※)と思いました。
※大人同士では少し違うケースも出てきますが
食事姿勢は躾の行き届いた環境で育ったか一目瞭然だったりしますし、
ここはしっかりとしてあげようという思いも。
そして、ダラダラ食べずに片付けも自分でしっかりと出来る様にする事を躾の目標として設定したいです。
というか、こんなに考えてやらなくても何とか出来る様になるんじゃないの?
とぶっちゃけ思ってたりします。
でも、やり直しがきかない事ですし、子供が恥をかかないで済むなら今やれる事やってみておくのはありかなと思って徹底実践しようと思います。
あと、ほとんど当たり前やん!と思う事を改めて書き起こしただけな印象です。
なんですが、改めて書き起こした事でしっかりと子供からどう見られたいのか、
ブログタイトルである、あるべき俺の背中を意識する事が出来ました。
そして躾をする立場である事の再認識。
これは正直無かったというか、何となくなままでやってきてしまっていました。
しっかりと”躾をする”という事、どうなってほしいのかに対する”とるべき行動を考える”という事。
今からでもしっかりと意識していきたいと思います。
今のところは自分の事は棚に上げて、という感じではありますが、
いずれは棚に上げなくてもいい父親になれる様に頑張っていきます!