ドラマ”残念な夫”を夫婦で観る
子供たちが早く寝てくれたおかげで、
奥さんと一緒にドラマ”残念な夫”をリアルタイムで観れました。
といっても、私は毎週観ている訳ではなく、奥さんの息抜きにおつきあいといった形です。
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ドラマの内容について
いわゆる「産後危機」を描いているドラマです。
出産前は夫婦仲良しだったにも関わらず、育児が始まる事で夫婦間に亀裂が入るというものですが、
これはもうよく分かる!という感じです。
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奥さんの感想
「どこの旦那さんもこんな感じなんだろうな」
というのが全体的な感想だそうです。
英才教育しすぎで愛情が見えない風な旦那(EXILEのKEIJI役)に対しては、
「ここまでの人なら育児に入ってほしくない」
と言っていました。
私は平凡家庭の為、エリート家庭の幼少時代はわかりませんが、
もしかしたらこのように育てられる事が一番効果的なのかもしれません。
だとしても、こういった教育は私にも奥さんにも出来ないです。
念のためですが、決して否定はしていません。
幼少時代は寂しい想い出が多いかもしれませんが、
青年時代に親へ感謝する事もあるかと思います。
ただ、自分たちはそうした教育が出来ないというだけです。
奥さん側に対する感想として、
「こんなに怒ってばかりでは旦那さんも育たない。
主人公の旦那に対してはたまにヨイショも入れないと。
アナタはまだマシな方だから特に何もしないでも育ってくれてるけど。」
との事。
そんな事を考えていたのか。
掌で踊っている感を受けて少し悔しい。
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私の感想
昨今のイクメン推進ブームの流れでしょうし、
育児に対する前向きなアピールもあるかと思います。
とはいえ、こうも旦那側を悪く描くのはちょっとなぁ・・・という感じです。
そこまで影響力が出てくる訳ではないと思っているので大丈夫でしょうけど、
”育児をしない夫=マイナス”な風潮が根付いていきそうで嫌ですね。
それと、よその旦那さんに対しても育児をしてくれるという話に絶賛の声をあげるというのも、何だかなぁという感じです。
私が体感している事を例として話すと、
育児世代の奥さんに育休を半年取得している話をした時に、
大体が羨ましいとか、いい旦那さんですねといった事を言われます。
(社交辞令も入っているでしょうから、言っている全ての人がそうではないでしょうが)
ですが、私はよく思います。
”育休取得してくれる旦那より、毎日20時には家に帰ってきて手伝いをしてくれる旦那の方が貢献度高いのに”と。
育休も取ってるし、仕事復帰しても20時には帰ってますっていう人は最高ですが。
言いたい事は、”育休=”の部分でプラスに働き過ぎな気がしているという所に少し温度差を感じているのです。
とか否定的な感想ばかりですが、全体的にはそんな否定ではないんです。
両親が近くにいない家庭においての育児ストレスとか大変ですし、
産後危機にならない為の旦那、友達など周りの理解も必要ですし。
なんやんかや、今の育児世代が抱える問題を、色んな世代に理解される為のいいドラマだと思っています。
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ドラマを一緒に観る事について
余談ですが、今日ドラマを観る事になったのは小腹がすいたからなんです。
私「久々にカップヌードル食いたくない?」
奥「わかる。食べたい!」
私「じゃあ一緒に食おう!」
という流れで一緒に食べながら、洗濯畳みながら、ドラマを観ていたんです。
それを今日のブログに書くからと色々聞いてみたり、
ドラマの感想から私に対する意見に繋がったりと、
結果的にはいいコミュニケーションになりました。
普段もコミュニケーションは取っているものの、
子供がいない間にする大人だけのコミュニケーションもたまには良いですね。